しばらく連載してきたシリーズのいちおうの最終回となります。何編という名前にしようか迷ったのですが、今までにお話してきたベースとなる考え方というより、今回は私が作っているチーム独自のこだわりが強いのかな~と思ったので、「こだわり編」という名前にしてみました。これを守ると個性的なチームになるかもしれないし、ならないかもしれません。無保証!
こだわり編
【野手】ミート、パワーをバラバラにする
これは何を言っているかというと、チーム内でこの2つのパラメータが同じになる選手を極力作らないということです。簡単に言うと、例えばミートCパワーCの選手が二人はいないようにするということです。
ミートとパワー、もっと言うと走力って打席に立ったときに見える*1ので、これが同じ選手ばかりだと見栄えが悪いのではと思ってます。ただ、中央寄り~低いくらいのパラメータについては被ることもあるかもですね。そういう選手ってたくさん在籍しているはずなので。
もちろん、双子であるとか白熱したライバルであるとか、理由あって敢えて同じにするという発想もあるでしょう。スカイスターズだと弦巻家の黒服ーズがみんな同じパラメータで「FFBCCS」となっています。
弦巻家の黒服(2019):外野手。右投右打。今シーズンはついに3人が揃い踏み。盗塁のうまい左、盗塁したくない場面の代走に適した右、代打の心得のある中、と役割分担。黒服同士、密かに一軍争いのライバル心があるらしい。 #パワプロ2019 pic.twitter.com/zaubOdhd5S
— ヴァヤシコフ 36/41 (@umaya_shicoff) 2020年1月5日
【投手】コントロール、スタミナをバラバラにする
投手についても同様です。いわゆるコンスタをバラけさせています。スカイスターズは持ち球(変化球)もかなりバラけさせているのですが、これは投手力が高いチームでないと難しいのではと思っています*2。
ちなみに個人的に気に入らないのは、コントロールB(70)スタミナB(70)の投手です。これめちゃめちゃよく見かけます。サクセスやパワフェスで無意識にパラメータを上げているとこのラインで経験点が多くなるので、注意していないとこうなりやすいのではと思っています(私調べ)。そして無意識的にパラメータ設定している時点で査定しているとは言えないのです。当てはまった方がいればもう一度考えて、本当に70・70でいいか検討してほしいです。どっちかCにするとか、せめてB(75)とかにできないですか?
チームカラーを決めて作成する
チームカラーとは打のチームであるとか守のチームであるかとか、そういう話です。チーム作りを始めるときに、これも考えておいたほうがチームとしての特色が出るでしょう。弦巻スカイスターズは圧倒的に守備寄りのチームです。実はこれは元々考えていたことと、後付け的にこうなったという流動的な事情があります。
まず、スカイスターズの原作であるバンドリは女子*3が主役の作品ですから、基本的にパワー・肩力・球速は低め、ミート・守備力・コントロールは高め、という方針で各選手が査定されたんですね。先ほどの画像にもあるとおり、チーム内にも高コントロールがとても多い構成になっています。
そんな中でチームのひとつの基準として査定・作成されたのが、友希那さんことエースの湊友希那です。この人は私がスカイスターズを作り始めたパワプロ2016時点の球界のエース、巨人・菅野投手を参考に査定されました。コントロールは負けないレベルで、他はちょっと抑えめくらい……という感じですね。しかし今思えばこの菅野投手は数年に一人レベルの神ピッチャーで、これを参考に査定基準を作ってしまったのは正直失敗でした。こんなに強い人パワプロ2018も2020もいないもんね……。
ただ、今となってはこれも悪いことではありませんでした。野手がかなり得点力に難のある構成になっているので、投手力を頼りに一点を守り抜くチーム、という方針がかえって明確になった格好です。
なお、チームとして作成しやすい(ゲームバランスがとりやすい)のは圧倒的に投高打低のチームです。理由は単純、打高のチームだと7-9とか11-4とか3-12とかスコアがバラけてしまいやすいですが、投高のチームだと2-0とか0-1とか1-3とか接戦になりやすいからです。要するに見た目のマジックです。厳密にバランスを取ろうと思うと難しいですよー。
チームの用途次第でアレンジを加える
実は今までお話していなかったのですが、弦巻スカイスターズはいわゆるオーペナでの戦いを想定していないチームです。主目的はCPU同士の戦いを観戦するのに使うチーム。そのためオーペナだとほぼリーグ優勝する戦力になっていますし、観戦での試合を見据えて、敢えて高めに設定したり逆に低めに設定したりしているパラメータがあります。
以下の二人みたいな、めちゃめちゃ偏った選手をオーペナに入れてしまうと基本はすさまじい成績を残してしまいます。しかし観戦プレイだと全くそんなことはないのです。このように、やりたい遊びを想定してチームを作ることは大切です。
スカイスターズをオーペナに入れなかったのは、そもそもオーペナ用にチームを作ってないからってのもあります。観戦プレイでは劇場型の松原花音が沢村賞を取り、ミッシェルがほぼノーリスクで40発打つためです。 https://t.co/zvbB6vXTFd pic.twitter.com/GMRLj0zSsy
— ヴァヤシコフ 36/41 (@umaya_shicoff) 2020年9月27日
以上、こんなところでしょうか。語り忘れは大いにあると思うので適宜追記したらまたTwitterでお知らせしたいと思います。あとは今後何回かの更新では、このような方針で作成した弦巻スカイスターズがペナントレースでどのような戦いをしてきたかをご紹介してみます。具体例をお見せすることでチーム作りの一助となれば。
ついでといいますか、最後の最後に番宣となってしまいますが、弦巻スカイスターズはこれまで2018・2019の2シーズン、全試合采配プレイ*4による試合を、Youtubeのライブ配信でお送りしています。2020シーズンは2021年2月1週スタート予定です。よろしければ見守ってやってあげてください。