タイトルが……長いよ!!
現在絶賛配信中のペナントレース2020、たぶんきっとおそらく来シーズン2021もやるんじゃないかな~というのが私の中での見込みです。それに関連して、早くも「来年度応募用にチームを作ったので見てみてほしい!」という熱烈なご応募をいただきました。はえーよ。褒めています
せっかくいただいたのでそれはもう真面目にレビューをしていたところ、だんだんと私自身の「私はこんなチームとペナントで対戦をしたいのだなあ」という像が見えてきたことから、応募していただいた方の許可をもちろんとったうえで、実際にこのチームだとこんな評価になりますというところをブログにて公開してみることにしました。今すぐ役に立つ人はいないかもしれないけど、きっと半年後くらいにまたチーム募集をする際、このとき書いた記事が応募を考えているみなさまの参考になることでしょう。
応募されたチームのご紹介
こちらにあります。
(Switchの民の方なので直撮りなのは許してあげてくれ)
田上
チームカラーは以下な感じということです。
「一応2014中日をモチーフにほとんどがバント職人を持ち、投手はさらには重い球を持って、擬似的なナゴド野球を再現したチームです…」
これを踏まえて、ビャッと(謎効果音)ひととおり選手を眺めたうえで、この後の記事を読んでみていただけるとうれしいです。
ヴァヤシコフよりコメント
僭越ながら気になる点についてお話させていただきます。あくまで私がペナントレースで一年戦うならこういう点が気になるなぁ……というもので、ここに書いてあること=悪ではないので気を付けてくださいね。ちなみにもし今年応募されていたら残念ながら選考漏れです。
- 強特殊能力(いわゆるAにあたる能力)がめっちゃ多いです。
野手ならチャンスA、盗塁、走塁、送球、投手ならピンチAとか尻上がりあたり。共通なら回復Aです。
※重い球はチームカラー再現のため例外ということでとりあえずOKです。
この辺りの能力はチームに0名〜2名が望ましいです。例えば盗塁なら「この人がチームで一番盗塁がうまい」みたいな人につけてほしいです。これはチーム内に閉じた話ではなく、例えば対左投手Aについて言うと、セパ両リーグを見渡してみてもごく数名、ザ・左殺しという選手につけられているものだと思います。これを安売りしてしまうと、自分のチームのみならず他のチームの個性を殺してしまうことに繋がります。
ただしチームに個性をつける方針で、敢えてみんなにたくさんつけてみるというのはアリかもしれません。例えばスーパーカー打線という名目でみんなめっちゃ盗塁がうまいとか。*1それこそこちらのチームについている重い球が該当しますね。単純にゴロゴロ重い球ついてると嫌だなぁと思うんですが、なるほど全員つけちゃえば、私としては案外納得がいく感じです。
- 特殊能力の数が多いです。
単純に数がめちゃめちゃ多いです。例えば投手を見ると、ほぼ全員対左打者BかFがついてるくらいに見えます。打者ならチャンスの躁鬱が激しい。これは正直やりすぎで、ど~してもDからズラしたいとしてもEかCにとどめてほしいかなと思います。前述のA能力の話と近いのですが、やはり特殊能力というのは選手の個性を出すものなので、これもあんまりバラまくと他チーム含めて個性を殺すことになると思います。やはり基本は無し(ランク制ならD)から考えてみてほしいです。正直二軍の選手までわらわら特殊能力がついていると胸やけします。別に1つも特殊能力ない選手がいたっていいのよ……!
また、やはり傾向としては特殊能力の数って、ベテラン>>中堅>>若手という序列になるものだと思います。もちろん、若干20歳でホームランを30本打ってパワーヒッターはじめいろいろ持ってるー! みたいな例外もいるでしょう。しかし安易に全員に特殊能力を付けすぎてしまうと、その例外のような選手が埋もれてしまう結果にもつながりますよね? つまりはそういうことです。
また、基礎能力と特殊能力のミスマッチが散見されるのが気になります。スタミナDなのにスロスタ→尻上がりとか、パワー低いのに広角打法があるとか。これも必ずしもダメとは言わないのですが、安易についていると申し訳ないですが雑じゃないかなあと感じてしまいます。
さらに大事なことに気が付いたのでちょっと追記です。応募してくれた方とチームのやりとりをしていると、「〇〇(選手名)は調整しようと思っています~」というような話を聞いたりするのですが、思えば現状名前を挙げられても「あの選手かぁ~」と、顔や能力がパっと出てきません。つまり主力級の中心っぽい選手すら私の印象に残っていないということです。*2これはたぶん控え組に特能がたくさんあることで、主力が埋もれてしまっているのだと思います。やはりチーム編成も緩急〇が大事ということですね。 - サブポジがめちゃ多いです。
例えば現状、一軍には遊撃を守れる人が8人もいます。このチームの編成どうなってる?? と思ってしまいます。また、稲尾、荒川クラスの打って守れる選手なら、ポジション固定されてないのかな? この人たちはレギュラーじゃないの? というところが気になります。守備イマイチな主砲タイプとかならともかく。(わかりやすいのはDeNA・ソトとかね)
チーム編成としてサブポジが多いと、とりあえず能力高い人からスタメンに並べるゲーになりがちでペナントとしては面白みに欠けます。編成としてはどこかに穴があるくらいが面白いですね。
→レフトはレギュラー不在でドングリだらけとか。
→ショートには絶対的なレギュラーがいる……ものの、ケガしたらバックアップが若手しかおらずピンチになるとか。
穴があるチームのほうがペナントでトラブったとき困ったりしてリアル感があり、面倒を見ていて楽しいです。現状のペナントだと長良川ペリカンズや、湘南ブルーサンダースの投手とか。 -
基礎パラメータについて
これは投手野手ともに基本的にはいい感じです。*3野手は万能タイプが多く見えるので、チームカラー尊重するならもう少し守>打に傾けてもいいかも。ちなみに現状打低には全く見えません。(スタメンに長打はないんだなーというくらい)貧打のチームを名乗るのであれば、せめてスカイスターズは下回らなければならないのではないでしょうか。今年もシーズン序盤から早くも地獄を見ているのでぜひ参考にしてみてください。
あとはどちらかというと揚げ足なんですが、各基礎能力について、パラメータの後半(例えばDなら56〜59、Cなら66〜69……みたいに)を使う癖がついてるっぽいので、こだわるなら気にしてみてください。邪推すると、余ったポイント使い切ろうとしてしまってない? と感じます。*4ポイントなんてドブに捨ててしまいましょう。スカイスターズなら例えばパレオなんて、下の画像のようにクソほどポイント余りまくりましたよ。
ヴァヤシコフの望むペナントレース参加チーム像
今回チームを評価させていただいて思ったのは、私って「このチームは実際にペナントレースに出てきそうだなぁ」というチームとペナントをいっしょに戦いたいのだな、ということです。単純に戦力が強すぎないことというだけでなく、一言でいうとリアル感あるチーム構成、ということですね。この人がチームの中心で、この人が期待の若手で、この人がスーパーサブで……みたいなチーム像が見えるほうが私の好みです。まさかIEGAグリフィンズほど全選手の略歴を掘り下げろとは言わないのですが、このあたりに説得力があると私の好みに近く、いっしょにペナント走ろう! という気持ちになるのだと思います。やはり自分でチームをオーペナ・実際の試合で使ってみて、プロ野球チームのようになっているなあと感じられるレベルまではブラッシュアップしてほしいですね。
以上、具体的に応募いただいたチームにめっちゃコメントをしてみるの会。でした。(タイトル変わってるぞ)ここまで書いておいてなんですが、これに従ってチームを作ってもあくまでヴァヤシコフの好みに近づくだけであることと、また私が必ずしも来年もペナントレースを走れるとは限らないため努力が水泡に帰すという可能性も無きにしもあらずなのでその点はご了承いただきたいです……。いちおう、リアル感ある実際の12球団のようなチームを作ろう! というお話にはつながっているのかなとは思います。