スカイスターズ2019シーズンに参加しているセリーグ8球団、
投手野手の成績を見ながらここまでの戦いぶりを評価してみました。
パワプロの世界線なので実際の能力&成績とは違いがあるのと、
スカイスターズ・カープ以外はエアプもいいところなので、
変なこと言ってても寛大な心で許してください……。
では早速、首位から順に行ってみましょう。
我らが弦巻スカイスターズです。
首位だけあって、投打ともに好スタートを切っていると言える成績です。
野手陣はやや迫力にこそ欠けるものの、安定して得点を挙げられる上位打線に加え、
今季は中軸〜下位打線もそれなりに仕事はできています。
この打線で投手陣がこれだけよいのだから首位も納得という感じです。
画像では7番ですが、ノリノリ状態で4番を打っている若宮イヴの活躍が非常に大きいです。
このチームは上位3人に続く4人目さえいれば……というチームなので、
この状態が続いている間はかなり有利なシーズンを送れるでしょう。
イヴが元気なくなる前に次が出てきてほしいところですが……。
投手陣は防御率セリーグトップを走る戸山香澄に加え、湊友希那、牛込りみ、美竹蘭と4本柱がしっかりと試合を作れる申し分ない陣容です。
強いて挙げれば今季はリリーフ陣が今ひとつで、特に抑えに転向した市ヶ谷有咲は被打率も.300を超えるなど不安定な場面も。
また勝ちパターンの登板過多が続いていることも否めず、1シーズンベストな形で持つかというと疑問が残ります。
総評するとこの調子でいければペナント奪回も射程圏内、
ただし特に野手の層が凄まじく薄いため、アクシデントがあると苦しむ展開が容易に想像されます。
2位の東京ヤクルトスワローズです。
青木・山田の上位打線&バレンティン・村上という大砲が並ぶ打線に、
ここまで4割を打つ天堂真矢が加わったことで、セリーグでも屈指の強力打線です。
ただ下位打線はやや物足りない数字で、雄平以下中軸以降にはもうひと頑張りしてほしいところ。
投手陣は先発が試合さえ作れば打線がなんとかしてくれる、という陣容で、
リリーフもベテラン・五十嵐頼みと苦しいです。
投手でも天堂真矢はすでに5勝を挙げており、チームの大黒柱となっています。
二刀流でフル回転しているだけに疲労と怪我が心配。
うまく手綱を緩めることが必要ですが、今季すでに1度2軍落ちしているなどある程度気を遣われているようです。
明らかに打力にモノを言わせ勝っているチームなので、レギュラーシーズンはもちろん
短期決戦で水物の打線が力を発揮できるか? というのも一つの課題です。
3位は中日ドラゴンズです。
このチームもとにかく打線が良く、切れ目のなさでいうとヤクルトよりさらに上でしょうか。
上位3人には足もありビシエドの強打も現在、
新加入の石動双葉も守備に不安はあるものの首位打者争いと高打率をマークしています。
投手陣は先発があまり数字を残せず不安定、リリーフはマルティネス・ロドリゲスの
両外国人が鍵を握る形……のはずがここまでマルティネスが今ひとつです。
打線はいいだけに、もう1枚先発に誰か出てくると面白いですがどうなるか。
同3位の読売ジャイアンツです。
丸・坂本がおおむね期待通りの成績を残す中、嬉しい誤算はビヤヌエバの覚醒です。
左が特に得意なビヤヌエバですが今季はそれだけでなく、打率ホームランともに申し分ない数字。
逆に誤算なのは岡本の不調です。
今季なんとまだここまでホームランなしと苦しんでおり、
この人の低迷が3位から抜け出せないという現状に繋がっているのではないでしょうか。
投手陣はやはり菅野が6勝と大黒柱で、桜井・中川ら若い面子も結果を残しています。
今季は特にリリーフ陣の出来がよく、新加入のチュチュも状況問わず投げるなど厚みに一役買っている様子。
岡本さえ調子を取り戻せばやはり優勝候補筆頭ではないでしょうか。
ただこれから始まる交流戦、丸が肉離れで当面の間不在となり、
ここがチームとして最初の踏ん張りどころです。
こちらも3位の横浜DeNAベイスターズです。
野手陣の中で開幕から不安視されていたセカンドに新外国人・カミンを獲得し、
オーダーにほとんど隙がなくなりました。
筒香、ソトの中軸もしっかりしており、
チーム事情的には足の使える桑原・梶谷あたりがスタメンになれるとさらに強力になります。
投手陣では今永の好調ぶりが目を引きます。
抑えのヤマヤスこと山崎も安定していますが、リリーフにもう1枚信頼できる投手がほしいところ。
ここまでは三嶋がよくがんばっているようです。
野手の穴がカミンの加入でなくなったと言ったものの、
この影響でエスコバー・パットンどちらかしか1軍に置けないためこれがどう出るか。
思い切ってロペスを落とすという手もあるのかもしれません。
ラミレス監督の手腕に注目ですね。まあCPUなんですけど……
6位は気仙沼ブルーシャークスです。
3位の3チームとは4ゲーム差をつけられましたが、
下馬評からすれば頑張っているほうという印象です。
打線は活躍が期待された野々宮ララフィン・大月あるる・菅沼が順調な成績を残しており、
ここに奥山が加わり目覚ましい活躍を見せていることが好材料です。
キャッチャー・神山も打力があるため、下位まで打線が切れないこともセリーグゆえにプラスなポイント。
残念なのは主砲として期待された滑川で、正直打率ホームラン打点どれをとっても物在りません。
サドラーの調子がよいのでこちらと入れ替えも時間の問題か。
投手陣はあまりよい数字とは言えないものの、これまた期待値からすると悪くない成績です。
エース・水瀬に加え叶美空がイニングイーターとしてがんばっており、
貧弱なリリーフ陣を支えています。
リリーフはもともとどうしようもなく弱いと思われていたのですが、
先発の枚数が増えたことで元・先発組がリリーフに回り、
思ったよりも戦えているのではという印象です。
投手陣はこれ以上の上積みに期待できないので、
野手陣で滑川・エヒオグあたりが爆発してくれればペナント争いに加われる可能性もあると見ます。
7位の広島東洋カープです。
ぱっと見悪くない打線ですが、1・2番が数字を残せず競り負ける展開が続いているようです。
西川が開幕から絶不調でまるで率が上がってこず、これがそのままチームの開幕ダッシュ失敗につながっています。
松山の打率はいったいどうしてしまったのでしょう……。ミートDなんですが……?
投手陣も正直今一つと言わざるを得なく、
一番数字の良いアドゥワも実はビハインド要員と、実質的な貢献度は低いのが実情です。
先発陣はゲームを作る能力こそあるものの打線がそこまで強くなく、
今季セリーグは打高な傾向にあるので、一岡・レグナルトが勝ちパターンではとてもリードを守れません。
野手では西川の復調、投手はフランスアの復活が期待されます。
(フランスア怪我もないはずだけどなんでここに名前あがってないんだろう……?)
最後は8位・阪神タイガースです。
野手陣は一見それなりの成績にまとまっていますが、
その実守備力にかなりの課題があり、これが投手陣の失点増につながっているようです。
特に二遊間は三連戦でも毎日顔ぶれが変わるほど固定できておらず、
これが投打のかみ合わなさにに拍車をかけているようです。
投手陣はここに見えているだけで5勝どまりと悲惨な数字となっており、
これは開幕からローテだった組が勝ち星をあまりあげられず、
ごっそり2軍組と入れ替えられてしまったためです。
特にエースとして期待された西はスランプで完全に塩漬け状態、
まずはこの人が復活しないと反攻も難しいです。
上位打線はそれなりによく、投手もリリーフ陣は頑張っているので、
もう少し上積みがあれば勝てるようになるのでは……とも思いますが、
それが叶わず借金が膨らみ続けているといった総評になるでしょうか。
以上8球団振り返りでした。
まだまだシーズン100試合ほどあるので、巻き返しも十分可能なはず。
個人的な思いとしてはペナントレースを盛り上げたいので、
弱いチームには何か施しを授ける逆大富豪ルールで進めたいと思っています。
たとえば前半戦までダントツビリッけつのチームがいたら、
大正義補強で全勝ペースで勝ってもらうのとか面白いかもしれませんね。私が。