関係者のみなさま、今年もオリジナルチーム募集の件、ご参加ありがとうございました。今年もこのレベルのチームたちから選りすぐりでのペナントレースを開催できることを嬉しく思います。それだけ期待度も高いということだと自負しておりますので、今年も好ペナントレースとなるよう計らいたい次第です。
さて、配信でもお話したとおり、応募いただいたチームのパワナンバー(許可いただいたもの)を公開いたします。せっかくなので今季参戦となったチームについてもほんのりご紹介と、配信のアーカイブを見返して、これ言ってなかったな~と気づいたものを記してゆきます。
セリーグ編
今年もご参戦は全6チームとなります(私のチーム+オリジナル選手軍+みなさまの6チームでセリーグは8チーム)。私の使うチームが完全新規でバランスがわからないということもあり、戦力的には多少上下する6チームを選んだつもりです。私の見立てではオーペナ戦力は、TeNKU>ロッテ07>>武蔵野>山陽>九王子>金鉄 くらいのつもり。ただ当チャンネルのペナントレースを毎年ご覧の皆様ならご存知の通り、かなり上下にブレやすいのが私のペナントレースですので、当然下馬評通りとはならないでしょう。チームの泣き所にケガ人が集中して期待通りに星を伸ばせない上位チームや、まさかの選手覚醒で弱点を補い、上位進出の目が出てくるのも本ペナントのおもしろいところです。
村営九王子サンズ
パワナンバー:22400 80060 63873
オーナー:kashi さん
名前の通り「9人のおじさん」が率いるチーム。しかし実際にはもっとたくさんおじさんがいます。オリジナルチームはどちらかというと若くなりがちなので、それだけで珍しい存在。投手野手ともに変わり種の選手が揃っており、個性的なパワターも相まって数あるチームの中でももっとも印象に残ったチームでした。戦力的にはあまり恵まれているとは言えないものの、投手・守備がしっかりしているので大崩れはしない印象。若手にも面白い選手はたくさんいるので、次なる「おじさん候補」の台頭にも期待したいところですね。具体的な選手の説明については、オーナー様が紹介記事を綿密に書かれているのでそちらでどうぞ。
武蔵野ウイングス
パワナンバー:22500 40031 02168
オーナー:こでたむ さん
思い切った能力の選手が勢ぞろいの、私流の表現をするなら「ペナントの範疇で思い切りわんぱくな能力を持ったチーム」。実は私、昨年度(5thシーズン)のチーム募集くらいからずっと、プロ野球相当のチームを募集するという体だとそういうチーム作りが上手い人ばかりがオーナーになっちゃうので、年に1~2チームはわんぱくなチームを採用としたいなあ、と考えており、今回ピッタリのチームが舞い降りたという感じです。尖った選手を擁しつつも角を取るようなマイナス能力で絶妙に調整されてるなという感想ですが、もう一回同じようなチーム作ってとお願いしたらたぶん難しいんじゃないでしょうか。強力な選手が多く見えるものの、マイナス能力も多いためオーペナだと意外と5割付近ということが多いようです。観戦プレイでは二遊間の鉄壁の守備力もあり、かなり強い部類に入ります。サブポジ過多となりやすいオリジナルチームにおいて、逆にサブポジ過少なチーム構成もあって私の育成手腕(サブポジ練習)も問われることになるでしょう。
山陽レイダース
パワナンバー:23200 10041 04154
オーナー:bito さん
野手は走力、投手はリリーフ陣で勝負する機動型のチームです。武蔵野ウイングスは「ペナントからはみ出た部分を丸めてペナントの範疇に収めた」という感じなのですが、こちらは「素直にペナントの範疇から最大限伸ばしつつペナント内に留めた」という感想です。アレンジチーム、上から見るか、下から見るかといったところでしょうか。前述の通りはっきりした強みを持つものの、肝心の先発(特に裏ローテ)、打線に難があり安定して上位を伺うのはやや苦しいです。攻守の要のベテラン捕手・芹沢がどれだけ一軍で試合に出られるかが最大のポイントか。理想は足で1点をもぎとり自慢のリリーフでその1点を守る、という試合運びをすることですね。クソ余談ですが、選考時に特に印象に残った冒頭の2チーム・応募が2回目のTeNKUと金鉄・プロ野球再現チームのロッテ07と比べて、今いちばん選手の名前が私になじんでないチームです。シーズン終了時にどういう印象になっているか楽しみですね。
千葉ロッテマリーンズ07
パワナンバー:20900 60081 05267
オーナー:データニキ さん
2007年からタイムスリップした千葉ロッテがまさかの電撃参戦。私は再現チームについても基本的にはオリジナルチームの1つとしてとらえており、戦力的に面白ければふつうに採用してしまいます。この年のロッテは渡辺俊介・成瀬らの充実した先発陣に、サブロー・福浦といった渋めの中軸がつなぎの打撃をしてくる時代です。当時のパワプロの能力を踏襲しつつも、現代風に随所にアレンジが入っているところが特に面白いですね。タイムスリップしてきた都合もあり、特に球速の面で他チームに後れを取っていますが、もともと速球で押すような投手陣でなかったのも幸いしたと思います。打線は小粒な印象も、ベテラン勢が強い特殊能力を持っているので、シチュエーションによっては連打連打という展開がありそうです。昨シーズンロッテ戦では似たような展開でボコボコにされたので、同じようなことが起きる可能性は十分にあると思います。
TeNKUシーウィングス
パワナンバー:23500 30031 03302
オーナー:たなぷろ さん
4thシーズンに参戦していたTeNKUがセリーグ参戦という形で帰ってきました。三冠王(候補)・高宮を筆頭にホーズ・長峰・戸部といったロングヒッターがずらりと並ぶ打線を備えつつ、チーム全体としてはバランス型といった印象のチームです。実は4thシーズン時点だと、ちょっと各選手能力が丸すぎる(Dに近い)かな~と思ったのですが、今回は年数経過を経たことで各選手少し上下したのがよかったかなと思います。間違いなくリーグ優勝を狙える戦力を擁しているものの、そんな下馬評ながら勝率5割程度にとどまったのが4thシーズンのTeNKUなので、やはりそううまくはゆかないでしょう。穴のないチームの中で唯一懸念があるとすると捕手陣で、わずかに改善されたものの未だにスペの若井・ベテラン大月がトラブると雲行きが怪しくなってきます。
金鉄エクスプレス
パワナンバー:22000 00030 55094
オーナー:諸葛孔明 さん
セリーグ最後の参戦チームです。選手名が実在する大阪(?)の駅名由来となっているのが特徴のバランス型のチームです。傾向としてはTeNKUに似ていて、寺田・五位堂・益生あたりの強力クリンナップがウリという、敢えて言うなら打線がいいチームとなります。投手陣は先発こそそこそこそろっていますがリリーフに難があり、特に守護神候補がほぼおらずブルペンで苦労しそうな予感がします。セリーグ参戦のチームの中では、あくまでも僅差ですがいちばん戦力が小さいということになるでしょう。配信でも述べた通り九王子・武蔵野と採用を決めた後、「思いっきりバランスっぽいプロ野球チームを獲らないと募集要項がウソになるな」と思い採用となったチームです。良くも悪くもペナントの範疇にしっかり収まりつつほんのり個性が上乗せしてあるくらいなのがよかったですね。クリンナップが強い、って特徴を言いましたがそれって野球チームとして当たり前の話なので、特徴でもなんでもないという見方もありますからね。
パリーグ
昨年は1チームのみだったパリーグにも、今季は4チーム参戦となりました。理由はオフにアンケート取ったら「パでもいいので参戦したい」という声が強かったためです。MAXの8チーム取らなかった理由ですが、
・パのほうも8チーム、シーズン中メンテするのは私が大変(ボロが出そう)
・プロ野球チームもなんだかんだ言って見たい(私だけじゃなくてみなさまもね)
・プロ野球チームがないとオリジナル選手の受け皿がない
とかその辺りです。ゆくゆくはオリジナルチームにもオリジナル選手を若干数なら入れてもいいレギュレーションにするといいのかもですね。って私はいつまでこのペナント配信をやる気なんだ……?*1
さておき今回パで参戦となったチームたちは、いずれも打がよい傾向にあります。傾向というかモロかな……? そのためDHありも相まって交流戦は打撃戦となるでしょう。昨シーズン、弦巻スカイスターズは交流戦で2度16失点しています。同じ轍を踏まないといいのですが……
ドざっくりで恐縮ですが各チーム簡単にご紹介。
屋久島ブルータルディアーズ:
オーナー:tibita さん
球界一の長打力を持った4番・鬼気を筆頭にパワーヒッターが並ぶ打線が強みです。打力だけならTeNKUより一回り上。166キロ守護神のジェット、二刀流の二見、東西南北に緑一色など麻雀っぽいおもしろネームの選手も兼ね備えた、私がペナントに求めるオリジナルチームとしてほしいものが一通りそろっている優等生チームです。おそろしいのはそろそろ応募チームもこのレベルが標準になってきそうなくらいレベルが上がってきていること……。いよいよ来年はくじ引きで決定かぁ!?(しません)
宝塚AtoZモンスターズ:
オーナー:kei(インドア派) さん
投手野手ともに身体能力タイプの選手をそろえたチームです。選考とは直接関係ないけど、『「ゆりかごから墓場まで」を経営理念とした企業「AtoZ」(読みはエートゥーズィー)』って設定好きです。投手は150キロ後半の投手がゴロゴロ、野手も強肩強打の選手が揃った構成です。打のチームでありつつ守備面もかなり優秀で、また若い選手が多くミートが育つと凶悪なチームになる可能性あり。
IEGAグリフィンズ:
オーナー:柱 さん
実は本ペナント最多の3度目の参加となるチームです。先に裏話をすると、このチームのオーナー様は一人で9チームもチーム応募されており、グリフィンズはその中の1つでした。過去に採用実績もあるグリフィンズはやはり評価が高かったのですが、メタい話「これだけいろんなチーム応募してもらってるし他のチームを今年は見たいかな」という線で、実は四国MuRAキングウルフのほうで採用が進んでいました。が、最終調整の段階でペナント試走などをしていたところ予測よりしこたま弱いことが判明し、特にパリーグで弱いと全く日の目を見ない可能性もあるなあ……というところで、グリフィンズのほうに落ち着いたという背景があります。それこそここでもう1チーム別途選ばせていただく手もあったものの、審査をやり直す時間がなかったのも事実……。そんな事情もあって、実績ありのグリフィンズに白羽の矢が立ったということですね。
さておきチーム力のほうに話を戻すと、棚橋・林田・天野といった前回参戦時の野手陣に、台頭を表してきたシュライデンJr、黒岩などが脇を固めるスキのない打線を持ちます。反面投手陣は中岡くらいしか計算の立つ先発がおらず、リリーフ陣にもかなりの不安を抱えます。3度目の採用と言っても、初年度に参加となったチームで主軸を務めていたシュライデン・ウチ・松葉といったメンバーはほぼ不在となっており、そういう意味では別チームとなっているとも言えます。
愛媛インティナイツ:
オーナー:Leseratte さん
ペナント最後の参戦チームです。これまでの3チームと同じく打のチームという印象ですが、違いとしては高原・夏木のようにミートに重点を置いた選手がいる点となるでしょうか。それでいて中軸の長打力は抜群で、噛み合えばどこよりも大量得点が望めそうです。しかしスタメンの守備力は終わっており、投手陣もいい人と悪い人の差が激しいのでこちらも悪い方に噛み合うと悲惨なことになりそう。明確に守備難のチームなのでオーペナ部分より観戦プレイで苦労するのではないでしょうか。
ご応募チームパワナンバー一覧
ということで全体のパワナンバーです。だいたい公開の許可をいただいたチームを載せております。「おい! おれのチームは許可してないぞ!」とか、逆に「おい! おれのチームも仲間に入れてくれ!」とかコメントあればお願いいたします。