【3rdシーズン総括】IEGAグリフィンズの思い出

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3rdシーズン総括第二弾。今回はIEGAグリフィンズです。

ちなみに前置きとして。スカイスターズは自分のチームなのでボロクソ言いましたが、他のチームは批評って形はとらずに「思い出」を語るスタイルとします。あと、さすがにスカイスターズのように指標やデータまとめみたいなのはできていないです……。ゆるして。

それでは本題です。

チーム基本情報

IEGAグリフィンズの詳細はこちらから。オーナーは柱さん。*1

www.heroin-powerpro.com

3rdシーズン開幕前の話

改めてのお話ですが、今季、つまりはスカイスターズ3rdシーズンより、私のペナントでは「オリジナルチームをTwitterなどのみなさまから応募してもらう」という形式を取るようになりました。IEGAグリフィンズは最初に応募していただいたチームの1つです。ご応募される前から存在は知っていて、グリフィンズとか使えたら面白いな~と思っていた覚えがあります。

グリフィンズは「エース保科を始めとする強固な先発陣に加えてそれなりの打力を備えたバランス型」*2というチーム構成です。しかしヴァヤシコフはモロに投高打低の弦巻スカイスターズで頭がおかしくなっているので、ぶっちゃけどちらかというと打がいいような印象でした。「パワーBある選手がこんなにたくさんいるなんてすごいやぁ~^^(錯乱)」

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超早熟の35歳です。

デフォルトのままでも十分にペナントを戦うチーム力はあるな、と理解した上で、私には柱さんのブログからどうしても参戦してもらいたい選手がいました。そう、ネフタリ・ウチです。今季3rdシーズンは、スカイスターズ側の都合としてRAS・Morfinicaのバンドの10名が増えるため、みんなに出番を作ってあげるためにも、ケガや疲労などのトラブルを多いシーズンにしようとしていました。それもあって、スーパー春男のウチを入れたらどんな成績を残すかな? と単純に興味があったのです。また、グリフィンズは特に野手の主力に高齢の選手が多く、そういう意味でもチームカラーに沿っていていいよね、と思っていました。打がいいチームだからさらに打を強くしてもいいよね。とも。(前述のとおりヴァヤシコフのかんちがいです……)

シーズンでの戦いぶり

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グリフィンズの貯金推移です。終始5割ラインを行き来していたようです。

こうして始まったシーズン。グリフィンズは序盤戦、勝率5割を超える戦いぶりを見せます。スカイスターズとの初めての対戦では、エース・保科の好投に女房役の麻生が応えるサヨナラタイムリーを放ち初白星、3回戦はシュライデンおじさんの一人舞台でまたもサヨナラと、劇的なゲームの連続。そうでなくともロースコアな競り合いが続き、興行(配信)としていい試合になっているな~と運営的な目線で手ごたえがありました(メタ発言)。そしてこの時点でようやく「グリフィンズってディフェンスいいなあ」と気づくヴァヤシコフ。(あほ)

しかしグリフィンズは、4/21あたりから連敗が続きガタガタと後退してしまいます。特別に大きな要因はなかったものの、疲労が多い設定のペナントでベテランが多い構成であることから、序盤からベテラン組の疲労がたまり調子が上がらなかったり、短期のケガではあるもののウチ・シュライデンが同時に離脱したりと不運に見舞われます。ひどい時には田中・棚橋あたりのケガも重なり、もはやオープン戦みたいなオーダーに。しかし見ての通りスカイスターズサイドも大概ひどいので、不運が続いたチームはこういう目に遭うっていい例だと思います。序盤はグリフィンズ、スカイスターズがひどかったかな……。

ケガ以外の要因としては、リリーフの主力がそろって不調で入れ替えが続いたことも影響していたかもしれません。宮村・市ノ瀬・バレットと、本来一軍のリリーフたちが数字を残せず二軍と入れ替えになってしまいます。幸いグリフィンズは二軍までそれなりのリリーフがいた*3ので、試合にならないことはなかったのではと思います。

また、打線では上位打線を務める柳木、多田の数字がさっぱり上がってこないことも問題でした。中軸ではウチやシュライデンはもちろん、松葉・曹・島津などパワーのあるおじさんが一定の働きを見せていましたが、返すランナーがいないのではお話になりません。こんな風になんとなく投打が噛み合わない、もっと言うと投打ともに状態が上がって来ない状況のまま交流戦に突入してしまい、ここでは最下位争いに沈んでしまいます。

この状況を救ったのが外野手の桜庭でした。上位を打つ柳木、多田が成績も上がらず疲れている状況から一軍で試してみていたところ、すぐにノリノリに突入しました。左Gという致命的な弱点があるため通年スタメンは難しい存在だったものの、ノリノリになれば関係ありません。貯金推移グラフを見ても、ちょうどこの桜庭を1番で固定した5/26~から連勝で勢いが増したことが伺えます。これは偶然ではないでしょう。

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どんだけ離脱するね~ん!!

こうしてなんとか上位戦線に食らいつくものの、首位の四国はもちろん、中日・弦巻という上のチームも同様に貯金を積み重ねており、なかなかCS圏内の3位には届きません。交流戦明けからは、勝率5割をキープしつつなんとか踏ん張る戦いが続きます。この間、ウチは面白いように離脱を繰り返していました。この人が通年やれていたらもっと楽な戦いになっていたのは間違いないのですが……。また、グリフィンズは弦巻とかいう悪の球団に弱く、交流戦以降一度もカード勝ち越しすることがありませんでした*4。お互いに投手力を頼りにした試合展開を得意とするため、終盤までロースコアな争いをするものの、CPUの大胆な采配(意味深)に足を引っ張られてしまうケースが多かったように思います。

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後半戦に入った勝負所の8月、グリフィンズはアクシデントが頻発し、苦しい戦いが続きます。8月頭の市ノ瀬・宮城の長期離脱に始まり、中旬には島津のおじさんも離脱して不在に。グリフィンズは野手の主力に高齢者が多く、スーパー春男のウチはもちろん、松葉・曹・島津・芦谷あたりのロングヒッターのパワーが衰えによって揃ってランクダウンしてしまい、得点力不足に苦しみ始めます。

もちろんグリフィンズ第二の監督・ヴァヤシコフもこれを黙って見ていたわけではありません。秘密兵器として二軍で力を蓄えていた、デラクルーズ・ダグラスを昇格させることで得点力の改善を図ります。また、その他野手陣も疲れが見えている人を控えに落としたり、調子のいい人をスタメンに抜擢したり。特にスカイスターズとの直接対決ではその日のベストで組めるように打線を組み替えました。直接対決後にオーペナに戻ることを考えたりしながらスタメンを決めるのは結構難しくも楽しかったです。

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シーズン唯一の一発がチームを白星に導くのカッコいいよねぇ……

この時期スカイスターズ戦で目立っていたのは戸田ですかね。守備型のベテランが延長11回の勝ち越しソロを含む3打点を挙げる活躍で、チームを勝利に導きます。能力を考えるとまさかの一発で私よりも柱さんのほうが驚いてた。そしてこれは伏兵の活躍による小さな一勝に見えますが、後々大きな意味を持ってきます

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※右下らへん。

9月に入っても苦しい状況は続きます。奮闘していたダグラスまでもが離脱してしまい、ベテラン組もケガ・疲労から戻らないスクランブル態勢が続きます。当然チームもずるずると後退し、今シーズンもはやこれまで……かと思いきや、なんと中日がお付き合いしてくれたおかげで、この9/6時点で3位・中日と4.0ゲーム差と、辛うじて希望のあるゲーム差に踏みとどまります。しかし踏みとどまったと言っても主戦力がボロボロになっていることは変わりません。

ここで現れたのが若い棚橋・天野の両名です。アクシデント続出の一軍メンバーに代わりスタメンに抜擢されていた二人は、これ以上ないタイミングでノリノリになり、チームを勢い付けます。この影響もあって少しずつ借金を返したグリフィンズは、地道に中日とのゲーム差を縮め続け、シーズン142試合目にして……ついに! 3位を確定させクライマックスシリーズ進出を決めました。

結局最終的にはわずか1.0ゲーム差での3位と、まさに滑り込みで逆転をしたという結果となりました。1.0ゲームということはあと1試合負けていたら逆の結果になっていたわけで、あのとき戸田がホームランを打たなかったら、もっと序盤でいうとシュライデンおじさんが12回裏二死からサヨナラホームランを打たなかったら……と、きわどいところで白星を拾ったことがクライマックスシリーズ進出に繋がったのです。こうしてみるとペナントレースというのは無駄な試合というものはないんですね。1試合を笑うものは1試合に泣く……ということです。

こうして出場となったクライマックスシリーズ、結果としては残念ながら連敗となってしまい、CS突破はなりませんでした。しかし2試合とも1点を争う好ゲームで、シーズン中ずっといい試合を続けてきたチーム同士の白熱の展開でした。松葉、曹、ウチ、島津といった主力が揃ってホームランを放ち、先発だけでなくリリーフ陣も揃い踏みで必死に投げぬいたわけです。まさに総力戦といった展開で、シーズン総決算の試合として文句なしの戦いぶりだったでしょう。実は2戦目の決勝点がCPUくんのアレ*5だったという事実はきちんと触れておきますが、その直前に左殺しの植田から左の弦巻がタイムリーを放った時点で、勝ちパターンが崩れてしまったのだということにしておきましょう。

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これが決勝点だったということで……ね。
シーズン結果・投手編

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投球回順です。

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リリーフ用に登板数順のも。

最後に投打の主な成績を振り返っておきましょう。まずは投手。エース・保科が期待通りの働きぶりで、奪三振王にあと1つと迫る178三振を記録しました。12勝はもちろん8敗もえらい。(ちゃんと先発の役割を果たしてるってことなので)岩澤・中岡・福沢もローテ投手としては十分合格点な数字です。リリーフについても、市ノ瀬・長谷川・関口あたりが安定した結果を残しており、左殺しの植田のおじさんはなんと0.30と歴代でも屈指なのではという活躍。こうして先発・リリーフをざっと眺めてもわかる通り、防御率がひどく悪い人もほぼおらず、下馬評通りかなり充実した投手陣であったことが伺えます。チーム防御率3.37を記録。やや打低な印象のあった今季セリーグとはいえ、両リーグ3位の数字は立派なものです。また、チームとしての完封勝ちもスカイスターズに次ぐ20回を記録しており、ここにもディフェンス面の良さが示されていますね。

スカイスターズ戦で私が印象に残っているのはやはり保科と、リリーフでしょっちゅう見かけた長谷川・宮村あたりでしょうか。特に宮村は延長10回とか修羅場でたびたび登場した思い出。そのたびに左に強い透子ちゃんをぶつけていたような。ちなみに宮村はシーズン1回だけ先発しているようです。いつだ……?

シーズン成績・野手編

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野手は人数多いので打席多かった順に20人ほど。

打線についてはシュライデンを中心に、若い上位打線・ベテランが中軸以降を固めるという布陣でした。シュライデンの.295 25 87は優秀な数字ですが、終盤疲労でボロボロになってしまい、これでもかなり数字が下がっています。シーズン半ばは首位打者争いをしていたはずなので……。グリフィンズはスタメンがかなり入れ替わっていたので、歴代メンバーに書いてある人たちだけだと語れないですね。いちおう、彼らの活躍はシーズンの戦いぶりのほうで語ったとおりです。トータルで見てみると本来の上位打線の柳木・多田が振るわなかったことがマイナスで、あとはベテランの多い中軸以降が固定できなかったことが爆発力に繋がらなかったというところでしょうか。チーム得点は553とリーグで4位の成績。投手があれだけよく、得点力もそれなりにあったので、こうしてみるとAクラス入りは順当だったと言ったところでしょう。

スカイスターズ戦でよく頑張っていたのはまずウチ。めちゃめちゃ打ちまくっていた感覚があります……が、実はCSでの2発を含め、スカイスターズ戦で放ったアーチは7本のようです。思ったより少ない……のか? 他は突出して活躍した人はいなかった印象です。それこそ最後のCSのように、みんなが力を合わせてくる打線、という雰囲気がありましたね。しかし全体的にあまり得点を順調に重ねられた思い出もなく、やや下振れだったのかなという気もしています。あの丸山*6を苦手としていたのは、ミート力が現実的で控えめなチーム設計だったからかなと思っています。C以上がシュライデン・ウチしかいないですからね。この2名がいないときも結構あったし……。シュライデンが中盤以降、疲労モリモリペナントの影響であまり目立った活躍をさせてあげられなかったのがやや心残りです。

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何回行方不明になったかわからんです。

最後にスーパー春男・ウチの能力ですが、1シーズンでこのくらい下がる結果となりました。ミート以外綺麗に1ランクダウンしていますね。24本64打点は立派だけど率がやや振るわず。ケガで離脱も5回以上したんじゃないかな。よく考えたら数えきれない時点で結構おかしいですね。ちなみにウチの代役として起用したダグラス・デラクルーズは二人合わせて8ホーマー、29打点という結果に。ウチと合わせて3人で30本100打点くらいならきっちり働いてくれたと言えるのではないでしょうか。

まとめ

シーズンとしては3位でクライマックスシリーズ出場も叶い、またかなり多くの選手を起用することができたので、使用していてとても楽しいチームでした。いろいろなタイプの選手がいるので打力優先とか守備優先とか考えられたのも面白かったですね。1.5軍くらいの選手がたくさんいると、あれこれ起用を試せるシーズンになるんだな~と勉強になりました。

グリフィンズ戦はいつも接戦だったのでどの試合を見ても白熱していますが、敢えておすすめゲームを挙げるならやはりクライマックスシリーズの2戦でしょうか。来季もこういう試合をできるようにしたいところです。

youtu.be

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*1:ブログでは82さん表記ですが私は一律柱さんとお呼びしています。amongusの影響かも。

*2:柱さんのブログよりそのまま抜粋

*3:一気に素材型までレベルが落ちるほどではない の意

*4:最後の2連戦でスタメンを緩められた試合を除く。

*5:センター島津

*6:6勝13敗