【2022/2/7追記:締め切りました】弦巻スカイスターズ4thシーズン向けオリジナル『選手』を募集します。

2022/2/7追記:締め切りました。

たくさんのご応募ありがとう~!
以下はログとして残しておきます。


チームじゃないよ。選手だよ。

前から散々お話していた件の募集をやっと開始します。チーム募集の時と同様、今回もGoogleのフォームを作成してみました。

docs.google.com

応募フォーム見ればわかると思うけど、一応使い方説明です。最初のページで以下どちらかを選ぶことで、その先の入力フォームが分岐するぞ! すごい!!

・いっぺんに応募する人向け
 ⇒要するにブログとかやってて、そこでたくさん選手公開してるのでここから持ってってくれー! みたいな人向けです。主力に限らずモブでも応募したい人向け……かな?

・単体で応募する人向け
 ⇒ブログとかやってなくて、1人ずつパワナンバーで送りたいという人向けです。こちらの場合は選手評的なのを軽く書いてもらうことになります。*1 また、いっぺんに~のほうでモブどもを応募しつつ、この人は特別に見てもらいたいので個別で応募するとか、そんな使い方もあるでしょうね。

あとは自由記入欄もあるので、例えば「広島東洋カープに入団したいです」みたいな希望もあれば一応書いておいてもらえれば。叶うかどうかは未定です。そもそも来年の既存プロ野球チームがどこまで参加するかわからないので希望の球団が消滅している可能性すらあります。儚い……。

選手の強さの上限とかは? という質問があるかと思いますが、例によってペナントの範疇でお願いします、としか私からは申し上げませんので、自由に応募してみてください。チームと違ってブッ飛んだ選手を送って不採用になっても、被害がその選手単体なのでやりたい放題できるぞ。とはいえ当たり前の話として強い選手ほど採用人数が少なくなるのでその点はご承知おきください。

理想は応募選手-ズ(ネーミングセンス✕)みたいなのを1球団作ってペナント参戦させられたら楽しそうだなと思っています。でも難しいだろうねえ……。

 

 

*1:全部ダウンロードして能力見るの大変なので……。

4thシーズン参戦チーム決定のお知らせ(ブログ版)&参戦チーム紹介&応募チーム紹介

youtu.be

すでに配信&Twitterでは発表したやつです。

改めまして、4thシーズンには7チームのみなさまにご参加いただくことになりました! よろしくお願いいたします。ということで、各チーム簡単に選考時の寸評のようなものをお見せすることで紹介という形にさせてもらおうと思います。あと、残念ながら選考漏れという形にはなってしまったチームも多数あるのですが、寸評ほしいですというお声もありましたので、希望された方のものを順次公開してゆきます。後からでも言ってもらえれば追記して公開しますよ! ただし1年後とかになると内容を忘れていくかもしれないので、リクエストはなるべく早めがオススメです。

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【3rdシーズン総括】長良川ペリカンズの思い出

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3rdシーズン総括第四弾です。今回は長良川ペリカンズ。

決して戦力には恵まれていない地域密着型の市民球団ペリカンズが、どのようにスカイスターズ3rdシーズンという環境のペナントレースを走り抜いたのかを振り返りましょう。

チーム基本情報

長良川ペリカンズについてはこちら……かな? ペリカンズにはオリジナルプロリーグ編というバージョンもあるようです。オーナーは@ikz0Gmbp いけすさん。*1 

ikezu-no-pawapuro.hatenablog.jp

3rdシーズン開幕前の話

長良川ペリカンズはいけすさんのブログの記事を見ていただければわかる通り、2年連続90敗を喫した、という設定の弱小市民球団です。Bクラス常連だった広島みたいなイメージですかね。今季参戦していただいた5つのオリジナルチームのうち、戦力的には明らかに最下位という立ち位置でした。私としては、戦力的に弱いチームがペナントレースにいることは当たり前なのであまり気にしていなかったものの、オーペナを試走すると100敗に到達してしまうこともちらほらあったため、相談のうえ戦力強化を施してもらうことになりました。実はデフォルト版より、羽島・棚橋・西尾あたりが大きく強化されたのがスカイスターズ3rdシーズンのペリカンズだったんですね。

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まるで別人に! ……と言うほどではないです。

この調整により、元々のチームカラーとして「先発投手だけまあまあ、他はボロボロ」という構成だったものが、「先発と打線はまあまあ、リリーフが問題」というようなチームバランスに変更となりました。これでもセリーグの他球団よりまだ戦力では劣るものの、オーペナではまれにAクラス(3位)入りできることもある、くらいの戦力に。しかし実はここで補強を行ったことで、シーズン中私に迷いが生じることになってしまいます。という話をしていきましょうね。

シーズンでの戦いぶり

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悪いながらも踏ん張ったシーズンという印象です。

シーズンが始まってからのペリカンズ。序盤から戦前の予想よりはある程度戦えているかな、という試合を続けるものの、やはりと言ってはなんですが、4月末には最下位争いに沈んでしまいます。スカイスターズとの初めての3連戦では、投手陣総崩れで1カードで23失点もしてしまい、開幕連敗で苦しんでいたスカイスターズを後押ししてしまう形に。この序盤戦の時点で私は、ペナントレースの主催者として早くも選択を迫られることになります。このまま何もせず見守っているとペリカンズはズルズルと借金地獄に陥りかねません。しかし、露骨な補強をするとそれはそれでペリカンズのチームカラー、市民球団を壊してしまうという気もしていたのです。それに各ポジション、強力でなくとも個性的な選手が揃っていますからね。少し悩んだ結果、とりいそぎ外野手を獲得することにしました。外野なら3ポジションあるので1つ埋まってもよいかなと。そういうわけで獲得したのがカレッジくんです。スカウト的にはCランクで、年俸も契約金も3000万*2と格安。これくらいの補強なら金満球団でなくてもやりますしね。

ところで、ペリカンズを語る上で外せないのは、今日の記事のサムネにもしている広告でしょう。そもそもこの広告は、私が配信画面の右側にみなさまのコメント(チャット)を載せる配信形式を取りたいため、パワプロの映像をちょっと縮小したら今度は下にスペースができちゃった⇒じゃあ穴埋めに何か適当な画像などを入れるか~という流れで産まれたものでした。ペリカンズは毎試合広告を用意されており、なんとトータルで20枚ほども広告をいただきました。*3配信の始めのほうにこう、アイスブレイカー的な話ができるので楽しかったですね。

さておき交流戦ペリカンズ、直接対決がないのでオーペナ部分を見守っていただけですが、11勝12敗(1分)とここでは踏ん張ります。エース・高木がこの時点で4度目の完封とぐうの音も出ないエースぶりを披露。交流戦セリーグDeNAが借金6、広島が借金12(負けすぎだろ……)と盛大に逆噴射したので、相対的に少し上位が見える形に。この交流戦終了の時点でまだ上位進出の目があったので、私はペリカンズをもっと補強するほうに舵を切りました。そこで2人目の助っ人として獲得したのがベネットです。Aランク外国人だったのでもはや言い訳しようがないもののそこは同郷(キューバ)のモントーヤのコネということで……。あと、カレッジくんがさっぱりだったのも補強に踏み切った理由の一つです。

しかし補強の甲斐もなく、交流戦明けは四国・弦巻・中日の三悪同盟が貯金を重ねてしまったため、下位チームにはつらい時期となります。ペリカンズは全体的にややケガもしやすい傾向にあり、成績不振の入れ替えも頻繁に行っていたため、投手野手問わず一二軍を総動員する戦いに。特に課題のリリーフはスタミナ切れまで投げている日も多く、総入れ替えレベルで対応しなければならないことも。間違いなくスカイスターズより面倒を見ていましたね。

ちなみにペリカンズは、本ペナント最多(?)の5番手捕手レベルまで出番のあったチームです。加茂がケガで療養中、小栗が抹消期間中に正捕手・日比野までケガしてしまい、大垣・岩崎まだ駆り出されることになりました。そうそうケガが重なることはないだろう、と思っていても、思わぬ抹消や軽傷レベルなら十分重なる可能性はあり、このあたりまでキッチリ作りこんであると楽しいペナントレースができるという好例です。

と、ここまでやや辛い話ばかりになっていたのですが、もちろんいいニュースもありました。まずは34歳・池田の覚醒。もともとそれなりのスペックはあったものの、覚醒による基礎力アップで立派なローテーション投手に。6月末くらいから私のほうでローテに組み込み、3.65で5勝3敗・QS率も75%と上々のシーズンを送りました。若い人じゃなくても覚醒するんだなーという新鮮な驚きもありましたね。

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おじさんでもここまでやれるんだ!(*^○^*)

打つほうでは羽島のおじさんが期待通りの活躍をし、ゲーム内6/23時点でこの成績。地力でノリノリも引くほどの活躍で*4、スカイスターズ戦でも何度もいい場面でホームランを放っていましたね。日本代表でも4番として代表入りし、視聴者のみなさまの喝采を浴びていたことも記憶に新しいです。能力のある選手の活躍は当たり前かもしれませんが、やはりベテランが頑張っているのを見るのは現実でもゲームでも嬉しいものです。

そしてシーズンも佳境・後半戦に入ると、ペリカンズは貯金推移グラフを見ていただければわかるように、じわじわと借金を返し始めます。この時期、むしろイベント的には正遊撃手・島崎が疲労で抹消されたり、羽島のおじさんも疲労で振るわなかったり、呉東碩(うー・とんしょー)がケガで離脱したりと悪いことのほうが多かったはずなのですが……? 遊撃はスカイスターズ戦でもアーチを放った、若い川辺がノリノリになったり、呉のケガによって上守をスタメンにして守備寄りのオーダーを組んだり、と打てる手は打っておいたことが功を奏したのかもしれないですね。

9月の頭には、ついにグリフィンズと0.5ゲーム差まで肉薄。でも3位とは6ゲームもあるじゃん、と思われるかもしれませんが、グリフィンズはここから3位まで中日を逆転したわけでペリカンズにも最後まで希望は残っていたのです。しかし結果は残念ながらここから失速。ローテの2番手で頑張っていた新垣がスランプになってしまったことと、その影響か最後の2連戦が続くところで中日に連敗してしまったことが大きく響いた形でしょうか。とはいえ、シーズン前の予想からすると9月までCSに食らいつく戦いはできていたので、単なる弱小球団、ではなく、戦力が薄いなりに精いっぱいやったシーズン、という評価はできるでしょう。私としてはやはり2010年あたりの広島がダブりますね。シーズン終盤までAクラスの目はあるんだけど、あと一歩で届かず……といった戦いぶりが。最終的には借金13の7位でフィニッシュとなりました。

シーズン成績・投手編

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投手陣を引っ張ったのはやはりエース・高木ですね。一人だけ規定投球回に到達し12勝を挙げました。5完封(6完投)も記録しタフネスぶりも発揮したものの、実はQS率が54.2%とやや悪く、いいときと悪いときの差がかなり激しいシーズンだったようです。ここは実は短気な性格が災いしてしまったか。その他先発では伊吹・新垣が表ローテで、裏ローテはかなりの人数を試すことになったシーズンでした。ノリノリになった鈴木全、スタミナのある高山、スローカーブの各務おじさん、コントロールに定評のある明智、なかなかの高スペックもケガG持ちの稲葉……などなど。スカイスターズ戦に限らず、起用を考えていて面白かったですね。ただまあまあだったのは辛うじて3点台で踏ん張った明智くらいで、その他の選手は4点台後半~5点台後半とやや厳しい結果に。

リリーフ陣では長谷川・末松・林あたりが2点台と好成績で、安達・モントーヤ・田中と基本この6人でブルペンを支えました。本来勝ちパターンのモントーヤと安達が今一つだったのは残念ですが、下馬評ほど悪い結果にはならなかったのでかなり健闘したと思います。こうしてみると、先発はまあまあ、リリーフいまいちのはずが逆の結果になっているような気がしますね。いや、実質的には「先発でいいのは表だけ、裏はいないのでトータルでまあまあ」なので下馬評通りなのか……?

スカイスターズとの観戦プレイですごいなあと思ったのはモントーヤ。コントロールFと不安定なものの、150キロ近いSFFがナイスピッチで決まると打てっこないよぉという感じでしたね。あまり対戦する機会がなかったものの、エース・高木のいいところはスカイスターズ戦だとあまり見られず? 悪いほうを引いちゃったかな。東京五輪の決勝で先発した高木は立派な投球をしていたので良かったということにしましょう。チームとしての失点は612でセリーグ7位でした(最下位はDeNA)。二塁のスタメンに呉を据えるなど、私がやや打撃寄りのオーダーを組んでいたことも影響したかもしれないですね。

シーズン成績・野手編

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実はこの記事を書くまで気づいていなかったんですが……羽島のおじさん、全試合出場しとる!!(驚き)基本的に一番を打っていた西尾よりも打席が多いんですね。というかよく見たらセリーグで143試合出てるの羽島のおじさんしかいなかった。これで東京五輪にも代表出てるんだからすごいや……。成績も.315で40発越え、100打点クリアとぐうの音も出ない4番っぷり。……といいつつ5番のほうが出場多かったみたいですが。棚橋も率こそ低かったものの、打点を見ればわかる通り十分に中軸の役目を果たしました。本来俊足として上位を打つべき西尾・島崎がやや振るわなかったものの、2番・呉はかなり強烈な二番打者で、けっこう苦しめられた覚えがあります。2番・セカンドで10発打って50打点クリアしてますからね。右翼にはみかんパンチ・青嶋や、新外国人として獲得したカレッジ・ベネットが座っていたようです。両外国人はやや物足りない結果かも。ベネットのほうはスペックはすごかったのですが、獲得して早々にスランプになったり、なぜか急に二軍に落ちていたりとCPUくんに愛されていませんでした。素行が悪かったのか……?

スカイスターズとの試合で目立っていたのは棚橋・羽島の両主砲はもちろん、3番を打つ李ですね。これが見事な安打製造機でものすごく打つのです。競った展開で李に回してしまうとヤバイと思ってしまうし、何より後ろの二人が怖すぎですからね。こうやって振り返るとやっぱりセリーグでも打線かなり良かったんだなぁ。チーム得点は580とセリーグ2位で、1位の四国の585に迫る勢いでした。なお歴代メンバーのラインナップを見てもらうとわかる通り、盗塁がチーム39と極端に少なく、基本的に打って打って打ちまくる構成だったようです。西尾・島崎が順調だったらもっと破壊力あったんですね~。

まとめ

強豪チームではなかったものの、印象的な選手が数多くいたペリカンズ。結果7位だったので現実のペナントレースなら喜んではいけませんが、中軸の強さをウリによく戦ってくれたことは間違いありません。ただ、補強を行ったことで一部選手の出番を奪ってしまったことや、終盤まで3位の希望があったことで二軍のおもしろ選手のお披露目がほとんどできなかったりと、思い切りチームカラー尊重のシーズンにしてもよかったのかなという思いもちょっぴりあったりします。

ペリカンズの広告まとめはこちらから。ちゃんと解説もあるので配信を見ていた人なら特に楽しいかも。チーム提供以外の部分でも盛り上げてくれてありがとうございました。

ikezu-no-pawapuro.hatenablog.jp

*1:今はルイセンコさんになってるけど、当時はいけすさんだったのでこれがオーナー名ということで。

*2:パワプロ内だと単位「P」だけどまあ、万と考えればいいでしょう。

*3:東京オリンピック期間のものを含む

*4:交流戦開始時点の下位チームに1名ずつノリノリアイテムを使用してたので。ちなみにペリカンズは西尾。

【3rdシーズン総括】岡崎城西オンエアーズの思い出

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3rdシーズン総括シリーズ第三弾。今回は岡崎城西オンエアーズです。

両リーグでも屈指の打力を誇る野手陣を、エース・七瀬が引っ張ったパリーグでの1年を振り返ってみましょう。

チーム基本情報

岡崎城西オンエアーズの情報はこちらから。2021バージョン(3rdシーズンとは別)もあるようです。オーナーは@Shiozaki_pawaさん。

shiozaki-koube.hatenablog.com

3rdシーズン開幕前の話

いきなり失敗談っぽい話になってしまい申し訳ないのですが……。オンエアーズは、3rdシーズン前の戦力調整でヴァヤシコフがちょっと失敗してしまったという裏話があります。今となってはどういう順序だったか忘れてしまいましたが、オンエアーズは3rdシーズン参戦が決まってから(決まる前からかな?)も、オーナーの方が熱心にアップデートを繰り返していました。私としては、一応チーム採用したときの戦力バランスでの参戦を考えていたので、あまりブレるとまずいなぁと思いつつ、でもパリーグ参戦だし、露出も少なめだから好きにやってもらおうかなととりあえずお任せしていました。それで、シーズン開幕前、オリジナルチームたち+プロ野球チームを交えて、実際のシーズン想定でオーペナを回していたところ……

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うひょ~!!

なんと100勝するシーズンが出るようになってしまいました。さすがにこのままではよくないので、バランスを考えた結果、リリーフがよく燃えるチームカラーを強くするためにリリーフに2名ほど二軍ロックをかけることでナーフをかけました。もちろん、オーナーの人もオーペナをしつつ戦力調整をされていたのですが、やはり私のペナントレースとは相手チームも疲労などの設定も変わってくるわけで、そこはヴァヤシコフのほうで責任を持たないといけなかったですね。来季4thシーズンはこのあたり慎重に進めたいと思います。

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行方不明にされた人たち

とはいえ、結果ナーフはそれなりにうまくいったわけですし、アップデートを繰り返す中でエースが産まれ、シーズンも盛り上げてくれたと思っているのでこれはこれで良かったということにしておきましょう。

シーズンでの戦いぶり

そんな背景もあり、パリーグの一員としてスタートを切ったオンエアーズ。順当にいけばたぶん優勝するだろうな、という予想で始まったシーズンは、予想以上に順風満帆な滑り出しとなりました。お隣セリーグでは優勝候補のはずの弦巻とかいうチームが悪戦苦闘しているのを尻目に、4月時点で独走態勢に入るという破竹のスタートダッシュに成功します。エース・七瀬が3・4月の月間MVPを6勝0敗という無双状態で獲得すれば、野手でも主砲・豊田が.340 10本41打点と大暴れ。投打の要がガッチリ機能する最高のスタートを切ります。

このままではパリーグの灯が消えてしまうということで、交流戦ではセリーグの各エースが岡崎と当たるよう、微妙にローテーションを変更してみたりします。中日・大野雄大、IEGA・保科、四国・伊吹、長良川・高木信、などなど。そしてもちろん、弦巻スカイスターズからは我らがエース・湊友希那の登板が岡崎戦となるよう調整したのです。交流戦では4カード目に岡崎と激突しました。ちなみに、昨年2ndシーズンはオリジナルチームたちといきなり1カード2カード目で当たるという失敗があったので、今年は4カード目・8カード目に当たるよう工夫したという裏話があります。

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君たちホントに同じ試合数消化してる???

この時点でも岡崎の打線はすごいですね。51試合を消化している時点で50打点越えが2人もおり、上位打線も特に数字の悪い人がおらず、9番・クルーズすら.341と、まさしく一分のスキもありません。一方の弦巻は北沢・日菜をスランプで欠き打点もしおしお、早くも瀬田薫個人軍となっていることが浮き彫りになってしまっています。上位打線もメンバーめちゃくちゃで、改めて見てもクソひどいですね。さらにこの3連戦、岡崎サイドは表ローテで臨んできており、なんと19勝0敗の無敗ローテでスカイスターズに引導を渡しに来ます。どうやって勝てばいいんですかね……?

しかし野球というスポーツはわからないもので、初戦はスカイスターズが完封リレーの3-0と、なんと白星を挙げてしまいます。打線がダメでも投手力で勝つ、まずは弦巻側のいいところが出た格好です。そして運命の2戦目、湊vs.七瀬という、セパを代表するエース同士の投げ合いが実現したのです。この時点で七瀬は7勝0敗0.90とまさしく無敵の様相。スカイスターズは1番・羽沢、2番・青葉という万全の態勢でこれに挑みます。終わっていますね。

youtu.be

この試合の模様については、実際の配信で見てもらったほうがよいでしょう。エース同士ということで期待された投げ合いは想像以上に高レベルな戦いになり、両軍合わせてわずか5安打と、息詰まる投手戦と呼ぶにふさわしい戦いになりました。結果としてはモカちゃんがまぐれでイムリーを打ったスカイスターズに軍配が上がったものの、両雄最高のパフォーマンスを披露してくれたことは間違いありません。友希那さんの1安打完封は3rdシーズンに限らず通算でもベストで、相手が同じ女性エースだったということに燃えた結果に違いありません。エモいですね。3戦目は眠っていた岡崎打線がようやく目覚め、主砲・谷合の2アーチに先発山田までホームランの計8得点、さらにリリーフも程よく燃えるという持ち味十分の試合となりました。チームカラーがよく出た試合ができてよかったのではないでしょうか。

交流戦の岡崎は貯金4とやや足が止まり(錯乱)、セリーグ特攻態勢は辛うじて功を奏したような……気がします。このあたりで大きかったニュースは抑えの小野寺の覚醒ですね。リリーフの弱さが最大の懸念事項だったはずだけに、非常にピンズド*1な覚醒となりました。実は4月にデイビーも覚醒しており、なぜ首位のチームばかり覚醒が起きるんだ……(絶望)という気分になっていましたね。いちおうシーズントータルで見ると、強いチームにばかり偏っていたわけではないと感じています。

そんな神風効果もあり、ゲーム内6/19には早くもマジック59が点灯します。早すぎィ!! 前半戦終了後のオールスター、東京オリンピックでも岡崎勢は七瀬・奈良間・中川など、主力級の活躍を見せてくれましたね。実はこのへんでたくさん選ばれることで疲労が癒えなかったりして、後半戦に影響出ないかな~とかちょっと思っていました。結論から言うと出なかったんですけど……。

後半戦も特に危ない場面もなく、時には主力を抹消しながら、順調にマジックを消化していくオンエアーズ。終盤ほんのり足が止まったものの、9/12には優勝を決めて見せました。しかし早々に優勝を決めてしまったことが影響したのか、CSファイナルステージでは2位・湘南に敗れる波乱があり、残念ながら日本シリーズ進出はならず。現実のプロ野球だったら試合勘がどうとか言われていたかもしれないですね。結局、お隣セリーグではスカイスターズが四国にボロ負けして日本シリーズを配信することはなかったので、そういう意味ではCS敗退の悲しみも半減したのかもしれません。スカイスターズと日本シリーズで対戦できなかったー! ってならなかったということで……。

シーズン成績・投手編

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シーズン成績で目を引くのは、何と言っても七瀬ですね。17勝と意外と勝ち星が伸びなかった(錯乱)のは、疲労の多いペナントだったため抹消期間もあったためです。ここで見えていない数字としては22先発してQS率100%、HQS率72.7%、205奪三振、被本塁打4、被打率.175、得点圏被打率.104、とレジェンドクラスの数字ばかり。月間MVP3度獲得、MVPに沢村賞も獲得と*2、記録づくめのシーズンとなりました。七瀬の能力は紛れもなく球界のエースクラスですが、そこまでブッ飛んでいるというほどではなく、同じく球界のエース級の大野雄大と同等レベルかなと思っています。それだけに1.02という数字が残せた理由はちょっと気になる。大野雄大(というか中日)のオーペナを回しても、ここまでいい数字を残すとは思えないんですよね。両チーム野手の守備がすごくいいという点も共通してるし、能力で大きく違う部分を挙げると、調子安定と調子極端の差……なのか?

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大野雄大との差はなんだろう?

その他先発投手陣を見ると、朝比奈・山田まではゲームメイク能力がそこそこあったようです。芦川くらいからちょっとキビシイ。意外と先発に白星がついていないので、リリーフの頑張りもあったのでしょう。リリーフは楠を中心にそれなりに高水準の数字でまとまっており、そのせいか白星もたくさんついています。オーナーの方的にはリリーフが弱いという自評だったようですが、シーズン中何度か申し上げたように、私としては中の中くらいはあるかな? という評価だったので、これくらいはやれるのかなという印象でした。このチームは野手の守備力が高いので、失点のほうもそんなにひどいことにはならなかったようです。チーム防御率は3.53と、パリーグ1位の楽天の3.52とほぼ同じ結果でした。

シーズン成績・打撃編

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打線については、序盤からあれだけ打点を残していたりしたので、100打点越えがめちゃめちゃ出るのでは……? とおののいていたものの、意外と落ち着いた数字になりました。パワプロ(オーペナ)あるあるで、前半戦時点で30発100打点とか挙げてても、シーズン終わってみたら32発で120打点止まり、とか謎の補正が働いたりするんですよね。交流戦時点で19勝もしていた先発3人のうち、特に朝比奈の勝ち数が伸びなかったのは、こういった影響で微妙に援護が減ったのかもしれません。あとは単純に、後半戦は疲労が影響して勢いに陰りが出たのかも。いずれにせよ、それでもチーム得点は746点と、両リーグ合わせて2位のヤクルトにすら100点以上の差をつけるなどぶっちぎりの数字を残しました。ちなみにスカイスターズより280点以上多いので、だいたい1試合平均2点多く得点していた計算になります。これが格差社会か……。

個人でズバ抜けてすごかった、という人はいないものの、リーグでも上位の成績と言える人が5人くらい並んでいる打線だったので、マシンガン打線という格好だったのは間違いありません。一発もそこまで多くはなかったですからね。サブメンバーでも千葉・三田・ガイレンあたりは優秀な成績を残しており、そういう意味でもほぼ完璧な打線だったと言えるでしょう。

まとめ

下馬評通りの力を発揮し、順調にシーズンを制覇したもののポストシーズンでコケる……というなんだかリアル感のある一年間でした。チームとしてのピンチらしいピンチもなかったので、ぶっちゃけ起用などの面で面倒を見る必要は全くなかったチームです。サブメンバーとかをうまく起用してあげる~というペナントらしい醍醐味を味わえなかったのは正直あるかな。それだけ強力な戦力があったということで、日本シリーズでラスボス的存在になるにはうってつけだったのですが……弦巻とお互い共倒れという形で終わってしまいましたね。ベストゲームは記事の途中で貼ったあの試合で文句なしでしょう。それこそ日本シリーズで、もう一度あの投げ合いが見れたら……というのが心残りといえば心残りですね。

*1:元ネタ:ピンポイントでズドン、ズドン - 新・なんJ用語集 Wiki* (wikiwiki.jp)

*2:新人王も取ってるけどオリジナル選手あと当たり前だったり……。

【パワプロ2020】【バンドリ】弦巻スカイスターズ選手公開 「白鷺千聖」【パワナンバー】

弦巻スカイスターズ選手公開シリーズです。

今回はお説教が必要かしら? でおなじみ千聖さん。

※弦巻スカイスターズの配信チャンネルはこちら!(ダイレクトマーケティング

www.youtube.com

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パワナンバー 10900 61640 29048

パワプロ2018で公開済みなので基本はこちらをご参照ください。

umaya-shicoff.hatenablog.com

千聖さんは実はあまり査定が気に入っていないキャラクターの一人で、どのくらいの強さにするのがいいのかなあとかなり悩んでいるのが事実です(今も)。上記記事に書いてる特殊能力とか、ポジションがピッチャーとか守備(捕球)がめちゃ高いとかの特徴はとらえているつもりなんですが、問題は基礎能力。バンドリ本編では幼い頃から活躍している&パスパレの中ではいちばん芸能界にも慣れている、というところから強キャラっぽい雰囲気もあるものの、イベストで壁にぶち当たる場面も多く発展途上感もあり。かといって丸山とかよりは実力者なんだろうなぁというあたりを考慮すると……などなど、むずかしいキャラクターなのです。

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弦巻スカイスターズのペナントレースでは年々成績が悪化しており、3rdシーズンはついに防御率にして5点台とかなり厳しい数字に。毎シーズン微妙に選手たちの査定を変えている中でもけっこう様変わりしているのは、私の思う千聖さん像がキッチリと定まっていないからでしょう。でもこれはあながち間違いでもなくて、実際にバンドリ内でも挫折と成長を繰り返してる、そんなキャラクターとして描かれているということなのかなとも思います。

来季4thシーズンは氷川監督からチュチュ監督に替わることもあって、数字が残せていない千聖さんは正念場です。果たしてどのような能力になるのかこうごきたい。

【3rdシーズン総括】IEGAグリフィンズの思い出

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3rdシーズン総括第二弾。今回はIEGAグリフィンズです。

ちなみに前置きとして。スカイスターズは自分のチームなのでボロクソ言いましたが、他のチームは批評って形はとらずに「思い出」を語るスタイルとします。あと、さすがにスカイスターズのように指標やデータまとめみたいなのはできていないです……。ゆるして。

それでは本題です。

チーム基本情報

IEGAグリフィンズの詳細はこちらから。オーナーは柱さん。*1

www.heroin-powerpro.com

3rdシーズン開幕前の話

改めてのお話ですが、今季、つまりはスカイスターズ3rdシーズンより、私のペナントでは「オリジナルチームをTwitterなどのみなさまから応募してもらう」という形式を取るようになりました。IEGAグリフィンズは最初に応募していただいたチームの1つです。ご応募される前から存在は知っていて、グリフィンズとか使えたら面白いな~と思っていた覚えがあります。

グリフィンズは「エース保科を始めとする強固な先発陣に加えてそれなりの打力を備えたバランス型」*2というチーム構成です。しかしヴァヤシコフはモロに投高打低の弦巻スカイスターズで頭がおかしくなっているので、ぶっちゃけどちらかというと打がいいような印象でした。「パワーBある選手がこんなにたくさんいるなんてすごいやぁ~^^(錯乱)」

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超早熟の35歳です。

デフォルトのままでも十分にペナントを戦うチーム力はあるな、と理解した上で、私には柱さんのブログからどうしても参戦してもらいたい選手がいました。そう、ネフタリ・ウチです。今季3rdシーズンは、スカイスターズ側の都合としてRAS・Morfinicaのバンドの10名が増えるため、みんなに出番を作ってあげるためにも、ケガや疲労などのトラブルを多いシーズンにしようとしていました。それもあって、スーパー春男のウチを入れたらどんな成績を残すかな? と単純に興味があったのです。また、グリフィンズは特に野手の主力に高齢の選手が多く、そういう意味でもチームカラーに沿っていていいよね、と思っていました。打がいいチームだからさらに打を強くしてもいいよね。とも。(前述のとおりヴァヤシコフのかんちがいです……)

シーズンでの戦いぶり

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グリフィンズの貯金推移です。終始5割ラインを行き来していたようです。

こうして始まったシーズン。グリフィンズは序盤戦、勝率5割を超える戦いぶりを見せます。スカイスターズとの初めての対戦では、エース・保科の好投に女房役の麻生が応えるサヨナラタイムリーを放ち初白星、3回戦はシュライデンおじさんの一人舞台でまたもサヨナラと、劇的なゲームの連続。そうでなくともロースコアな競り合いが続き、興行(配信)としていい試合になっているな~と運営的な目線で手ごたえがありました(メタ発言)。そしてこの時点でようやく「グリフィンズってディフェンスいいなあ」と気づくヴァヤシコフ。(あほ)

しかしグリフィンズは、4/21あたりから連敗が続きガタガタと後退してしまいます。特別に大きな要因はなかったものの、疲労が多い設定のペナントでベテランが多い構成であることから、序盤からベテラン組の疲労がたまり調子が上がらなかったり、短期のケガではあるもののウチ・シュライデンが同時に離脱したりと不運に見舞われます。ひどい時には田中・棚橋あたりのケガも重なり、もはやオープン戦みたいなオーダーに。しかし見ての通りスカイスターズサイドも大概ひどいので、不運が続いたチームはこういう目に遭うっていい例だと思います。序盤はグリフィンズ、スカイスターズがひどかったかな……。

ケガ以外の要因としては、リリーフの主力がそろって不調で入れ替えが続いたことも影響していたかもしれません。宮村・市ノ瀬・バレットと、本来一軍のリリーフたちが数字を残せず二軍と入れ替えになってしまいます。幸いグリフィンズは二軍までそれなりのリリーフがいた*3ので、試合にならないことはなかったのではと思います。

また、打線では上位打線を務める柳木、多田の数字がさっぱり上がってこないことも問題でした。中軸ではウチやシュライデンはもちろん、松葉・曹・島津などパワーのあるおじさんが一定の働きを見せていましたが、返すランナーがいないのではお話になりません。こんな風になんとなく投打が噛み合わない、もっと言うと投打ともに状態が上がって来ない状況のまま交流戦に突入してしまい、ここでは最下位争いに沈んでしまいます。

この状況を救ったのが外野手の桜庭でした。上位を打つ柳木、多田が成績も上がらず疲れている状況から一軍で試してみていたところ、すぐにノリノリに突入しました。左Gという致命的な弱点があるため通年スタメンは難しい存在だったものの、ノリノリになれば関係ありません。貯金推移グラフを見ても、ちょうどこの桜庭を1番で固定した5/26~から連勝で勢いが増したことが伺えます。これは偶然ではないでしょう。

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どんだけ離脱するね~ん!!

こうしてなんとか上位戦線に食らいつくものの、首位の四国はもちろん、中日・弦巻という上のチームも同様に貯金を積み重ねており、なかなかCS圏内の3位には届きません。交流戦明けからは、勝率5割をキープしつつなんとか踏ん張る戦いが続きます。この間、ウチは面白いように離脱を繰り返していました。この人が通年やれていたらもっと楽な戦いになっていたのは間違いないのですが……。また、グリフィンズは弦巻とかいう悪の球団に弱く、交流戦以降一度もカード勝ち越しすることがありませんでした*4。お互いに投手力を頼りにした試合展開を得意とするため、終盤までロースコアな争いをするものの、CPUの大胆な采配(意味深)に足を引っ張られてしまうケースが多かったように思います。

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後半戦に入った勝負所の8月、グリフィンズはアクシデントが頻発し、苦しい戦いが続きます。8月頭の市ノ瀬・宮城の長期離脱に始まり、中旬には島津のおじさんも離脱して不在に。グリフィンズは野手の主力に高齢者が多く、スーパー春男のウチはもちろん、松葉・曹・島津・芦谷あたりのロングヒッターのパワーが衰えによって揃ってランクダウンしてしまい、得点力不足に苦しみ始めます。

もちろんグリフィンズ第二の監督・ヴァヤシコフもこれを黙って見ていたわけではありません。秘密兵器として二軍で力を蓄えていた、デラクルーズ・ダグラスを昇格させることで得点力の改善を図ります。また、その他野手陣も疲れが見えている人を控えに落としたり、調子のいい人をスタメンに抜擢したり。特にスカイスターズとの直接対決ではその日のベストで組めるように打線を組み替えました。直接対決後にオーペナに戻ることを考えたりしながらスタメンを決めるのは結構難しくも楽しかったです。

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シーズン唯一の一発がチームを白星に導くのカッコいいよねぇ……

この時期スカイスターズ戦で目立っていたのは戸田ですかね。守備型のベテランが延長11回の勝ち越しソロを含む3打点を挙げる活躍で、チームを勝利に導きます。能力を考えるとまさかの一発で私よりも柱さんのほうが驚いてた。そしてこれは伏兵の活躍による小さな一勝に見えますが、後々大きな意味を持ってきます

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※右下らへん。

9月に入っても苦しい状況は続きます。奮闘していたダグラスまでもが離脱してしまい、ベテラン組もケガ・疲労から戻らないスクランブル態勢が続きます。当然チームもずるずると後退し、今シーズンもはやこれまで……かと思いきや、なんと中日がお付き合いしてくれたおかげで、この9/6時点で3位・中日と4.0ゲーム差と、辛うじて希望のあるゲーム差に踏みとどまります。しかし踏みとどまったと言っても主戦力がボロボロになっていることは変わりません。

ここで現れたのが若い棚橋・天野の両名です。アクシデント続出の一軍メンバーに代わりスタメンに抜擢されていた二人は、これ以上ないタイミングでノリノリになり、チームを勢い付けます。この影響もあって少しずつ借金を返したグリフィンズは、地道に中日とのゲーム差を縮め続け、シーズン142試合目にして……ついに! 3位を確定させクライマックスシリーズ進出を決めました。

結局最終的にはわずか1.0ゲーム差での3位と、まさに滑り込みで逆転をしたという結果となりました。1.0ゲームということはあと1試合負けていたら逆の結果になっていたわけで、あのとき戸田がホームランを打たなかったら、もっと序盤でいうとシュライデンおじさんが12回裏二死からサヨナラホームランを打たなかったら……と、きわどいところで白星を拾ったことがクライマックスシリーズ進出に繋がったのです。こうしてみるとペナントレースというのは無駄な試合というものはないんですね。1試合を笑うものは1試合に泣く……ということです。

こうして出場となったクライマックスシリーズ、結果としては残念ながら連敗となってしまい、CS突破はなりませんでした。しかし2試合とも1点を争う好ゲームで、シーズン中ずっといい試合を続けてきたチーム同士の白熱の展開でした。松葉、曹、ウチ、島津といった主力が揃ってホームランを放ち、先発だけでなくリリーフ陣も揃い踏みで必死に投げぬいたわけです。まさに総力戦といった展開で、シーズン総決算の試合として文句なしの戦いぶりだったでしょう。実は2戦目の決勝点がCPUくんのアレ*5だったという事実はきちんと触れておきますが、その直前に左殺しの植田から左の弦巻がタイムリーを放った時点で、勝ちパターンが崩れてしまったのだということにしておきましょう。

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これが決勝点だったということで……ね。
シーズン結果・投手編

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投球回順です。

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リリーフ用に登板数順のも。

最後に投打の主な成績を振り返っておきましょう。まずは投手。エース・保科が期待通りの働きぶりで、奪三振王にあと1つと迫る178三振を記録しました。12勝はもちろん8敗もえらい。(ちゃんと先発の役割を果たしてるってことなので)岩澤・中岡・福沢もローテ投手としては十分合格点な数字です。リリーフについても、市ノ瀬・長谷川・関口あたりが安定した結果を残しており、左殺しの植田のおじさんはなんと0.30と歴代でも屈指なのではという活躍。こうして先発・リリーフをざっと眺めてもわかる通り、防御率がひどく悪い人もほぼおらず、下馬評通りかなり充実した投手陣であったことが伺えます。チーム防御率3.37を記録。やや打低な印象のあった今季セリーグとはいえ、両リーグ3位の数字は立派なものです。また、チームとしての完封勝ちもスカイスターズに次ぐ20回を記録しており、ここにもディフェンス面の良さが示されていますね。

スカイスターズ戦で私が印象に残っているのはやはり保科と、リリーフでしょっちゅう見かけた長谷川・宮村あたりでしょうか。特に宮村は延長10回とか修羅場でたびたび登場した思い出。そのたびに左に強い透子ちゃんをぶつけていたような。ちなみに宮村はシーズン1回だけ先発しているようです。いつだ……?

シーズン成績・野手編

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野手は人数多いので打席多かった順に20人ほど。

打線についてはシュライデンを中心に、若い上位打線・ベテランが中軸以降を固めるという布陣でした。シュライデンの.295 25 87は優秀な数字ですが、終盤疲労でボロボロになってしまい、これでもかなり数字が下がっています。シーズン半ばは首位打者争いをしていたはずなので……。グリフィンズはスタメンがかなり入れ替わっていたので、歴代メンバーに書いてある人たちだけだと語れないですね。いちおう、彼らの活躍はシーズンの戦いぶりのほうで語ったとおりです。トータルで見てみると本来の上位打線の柳木・多田が振るわなかったことがマイナスで、あとはベテランの多い中軸以降が固定できなかったことが爆発力に繋がらなかったというところでしょうか。チーム得点は553とリーグで4位の成績。投手があれだけよく、得点力もそれなりにあったので、こうしてみるとAクラス入りは順当だったと言ったところでしょう。

スカイスターズ戦でよく頑張っていたのはまずウチ。めちゃめちゃ打ちまくっていた感覚があります……が、実はCSでの2発を含め、スカイスターズ戦で放ったアーチは7本のようです。思ったより少ない……のか? 他は突出して活躍した人はいなかった印象です。それこそ最後のCSのように、みんなが力を合わせてくる打線、という雰囲気がありましたね。しかし全体的にあまり得点を順調に重ねられた思い出もなく、やや下振れだったのかなという気もしています。あの丸山*6を苦手としていたのは、ミート力が現実的で控えめなチーム設計だったからかなと思っています。C以上がシュライデン・ウチしかいないですからね。この2名がいないときも結構あったし……。シュライデンが中盤以降、疲労モリモリペナントの影響であまり目立った活躍をさせてあげられなかったのがやや心残りです。

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何回行方不明になったかわからんです。

最後にスーパー春男・ウチの能力ですが、1シーズンでこのくらい下がる結果となりました。ミート以外綺麗に1ランクダウンしていますね。24本64打点は立派だけど率がやや振るわず。ケガで離脱も5回以上したんじゃないかな。よく考えたら数えきれない時点で結構おかしいですね。ちなみにウチの代役として起用したダグラス・デラクルーズは二人合わせて8ホーマー、29打点という結果に。ウチと合わせて3人で30本100打点くらいならきっちり働いてくれたと言えるのではないでしょうか。

まとめ

シーズンとしては3位でクライマックスシリーズ出場も叶い、またかなり多くの選手を起用することができたので、使用していてとても楽しいチームでした。いろいろなタイプの選手がいるので打力優先とか守備優先とか考えられたのも面白かったですね。1.5軍くらいの選手がたくさんいると、あれこれ起用を試せるシーズンになるんだな~と勉強になりました。

グリフィンズ戦はいつも接戦だったのでどの試合を見ても白熱していますが、敢えておすすめゲームを挙げるならやはりクライマックスシリーズの2戦でしょうか。来季もこういう試合をできるようにしたいところです。

youtu.be

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*1:ブログでは82さん表記ですが私は一律柱さんとお呼びしています。amongusの影響かも。

*2:柱さんのブログよりそのまま抜粋

*3:一気に素材型までレベルが落ちるほどではない の意

*4:最後の2連戦でスタメンを緩められた試合を除く。

*5:センター島津

*6:6勝13敗

【パワプロ2020】【バンドリ】弦巻スカイスターズ選手公開 「瀬田薫」【パワナンバー】

弦巻スカイスターズ選手公開シリーズです。
今回は儚い……でおなじみ、瀬田薫さんです。 

 ※弦巻スカイスターズの配信チャンネルはこちら!(ダイレクトマーケティング

www.youtube.com

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パワナンバー 10799 81610 29157

スカイスターズの頼れる4番バッター、瀬田薫です。絶望的な低ミートという致命的なウイークポイントを抱えるものの、ここぞの場面にとにかく強く、チームを救う一打を幾度も放ってきた、トータルでは非常に頼りになるバッターです。バンドリ本編の薫くんは常にどこかズレた残念なイケメン(女の子だぞ)というキャラクター像となっていますが、バンドストーリーなど大事な場面では重要なアドバイスをくれたり、一見ポンコツに見えてとても頼りになる人物です。そこで野球選手・薫くんはチームの数少ない主砲として、ここぞというチャンスや競り合った展開で輝ける能力の持ち主としました。一塁手としてはかなり守備も上手。反面、なんでもない場面では三振ばかりで非常に儚い……打席ばかりです。

勝負師満塁男サヨナラ男:大舞台でこそ輝くのが薫くんなのです。こういった決めるべき場面になるほど打力アップ。

大番狂わせ:字面が似合っているので採用しました。効果としても概ね「競った場面で一発が出やすくなる」というものなのでピッタリだと思っています。

国際大会×:高いところ(飛行機)が苦手なのでつけようかと思いましたがやめました。ちょっとこじつけかなぁって。

おまけ:バンドリイベント内での薫くんについて

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バンドリでもソフトボールにからんだイベントがあり、ハロハピメンバーは野球(ソフトボールだけど)をしている姿が描かれました。原作の薫くんは右打ちのようで、「1番・センター」というカード名から、私の思っていた4番タイプではないようです。でも薫くんなら子猫ちゃんの前で先陣を切る1番バッターという姿も容易に想像できますし、あらゆるタイプになれてしまいそうな気がしますね。さすがは役者といったところか。

この記事を書いている現在(2021/11月時点)、私の配信では3年目にあたる3rdシーズンまでペナントレースが終了しています。4番・薫くんは2年連続50本塁打をクリアしており、本塁打だけ見ると歴代でも稀有な大打者になりそうです*1。しかし2シーズン連続で出塁率は規定最下位、三振もほぼワーストとなんでもない場面での脆さがモロに出てしまっています。自身はしっかり打点を挙げてくれるものの後続は薫くんのせいでチャンスを失うケースが多々あり、打線のラインナップの中で一番の打者であると同時に一番のガンでもあるという大変おもしろい存在になっています。個人的にはふしぎな薫くん像をよく再現できたと思っていますが、薫くんは薫くんなのでどんな姿でも似合うのかもしれませんね……儚い。

 

*1:ゲームだぞ、って野暮なツッコミはいらんぞ!